お買い物に出て、歩いている私をパートナーが見かけて「とぼとぼ歩いている」と教えてくれた。
本人は颯爽と歩いているつもりが力の入るところを間違えていたみたい。
「ここに気をつけるといいよ」と定位置にすっと身体を直してくれる。
頭頂からつり上げるように、とモデルさんなんかもよくかいているのを見かけるけれど、そのためには肩甲骨の下あたりにいつも気をはっているといい印象を持つ。
プラス、肩甲骨を少し下げるような感じだと、肩に力が入らない。
当然あごは引いた状態で、首を背筋の上にちゃんと乗せることを意識する。そうすると自然と丹田に力が入るから不思議。
この姿勢にしておくと「胸を張る」というより「胸を開く」というぐらいで、私にはちょうどいい。
30代の持病のせいでどうしても咳で背中を丸めていたのを少しずつ開いていっているよう。
あとは歩く際に膝の後ろ、太腿の後ろに力を入れて歩けばいい。これはピンヒール暮らしが長いので問題なし。笑
とはいえ、歩いている時は自分の意識が行くので気をつけて姿勢を正しているのだけれど、電話をしている時など無意識に何か身体を動かしてると、パートナーがすっとわきに来て胴を広げてくれる。自分がいかに背を丸めて日々生活しているのかを改めて気付かされる。
24時間とは言わないけれど、無意識でも身体に自分の想いと連動して、想う通りに動いてもらうことの大切さと難しさを改めて実感しながら、それを習慣として身につけるように身体に感謝をしながら整えていく日々を今は楽しんでいる。